こんにちは
でこぽんです。
大谷翔平が投手として復活しました。
2018/6/6 VSロイヤルズ戦
大谷投手は右肘内側側副靭帯を痛め
ピッチャーとしての道を中断していました。
それが、2018/9/4
見事にピッチャーとして復活しました。
結果としては
●イニング : 2 1/3
●球数 : 49球
●被安打 : 2
●被本塁打 : 1
●奪三振 : 2
●与四球 : 2
●失点 2
の内容でした。
※過去のビッピングはコチラ ⇒ ピッチャー大谷翔平の今日のピッチングを見て感じた事(まとめ)
内容より、投げれた事が大きかったと思います。
注目の全米放送
投手、大谷翔平の復活は全米が期待していたのです。
その証拠に、この日のアストロズ戦(ミニッツメイドパーク)は全米中継だったのです。
個人的には、トレードされた元相棒のマルドナード(7/27:エンゼルス⇒アストロズ)との絡みが楽しみでした。
それと同時に、今日の大谷の相棒のアーシアとは初バッテリーだったので不安もありました。シーズン当初はマルドナードとリベラの2捕手だったのですが、2人とのシーズン中にトレードされています。大谷投手はアーシアとの初バッテリーは大丈夫でしょうか。
そして、メジャーって怖いですよ。
この日のスターティングメンバーには開幕当初から居た選手は4人(カルフーン、トラウト、シモンズ、マルテ)だけです。半分がシーズン中に入れ替わってます。
1、カルフーン(ライト)
2、フレッチャー(セカンド)
3、トラウト(センター)
4、シモンズ(ショート)
5、フェルナンデス(DH)
6、ウォード(サード)
7、アーシア(キャッチャー)
8、マルテ(ファースト)
9、ヤング(レフト)
それでは試合の様子を見て行きましょう。
1回
初球でいきなり 155.9キロ を投げました。悪くないです。
しかし制球が定まりません。1番スプリンガーにいきなりヒットを打たれました。続くアルドゥーベはスプリットでレフトフライに打ち取ったものの、不安定な立ち上がりです。
結局この回は0点には抑えたものの、打者5人に対し、ヒット1本、フォアボール1つという立ち上がりでした。
大谷投手の顔は緊張のせいでしょうか、覇気はかんじられませんでした。
3つのアウトを取りベンチに引き上げた際も、天井に頭をぶつけ、普通なら笑うところですが表情は硬いままでした。
2回
この回は3人で打ち取ったのですが、2つの出来事がありました。
1つ目は
ピッチャーゴロに対して大谷投手が素手で取りにいったのです。6番ゴンザレスの打ったピッチャーゴロをとっさの反応でしょうか、投げる右手を差し出してしまったのです。打球は大谷投手の右手、薬指の付け根辺りに当たり、こぼれ球をショートのシモンズがバックアップし1塁はアウト。
ベンチからはソーシア監督が身を乗り出して心配しましたが、大谷投手は右手でそれを制し、後続の2人を片付けました。ちなみに2人目の三振に打ち取った打者は元DeNAのグリエル選手でした。
2つ目は
元相棒のマルドナードとの対戦です。お互い意識しない訳はないですよね。マルドナードははにかみながら小さく笑っていました。しかし、大谷投手は容赦なくセカンドゴロに打ち取りスリーアウト
この回も制球は定まらず、特に真っすぐがバラついていました。スライダーはそこそこ決まるものの、捕手のアーシアのサインは真っすぐが多く球数が増えていくのが心配でした。
良かった点としては、2回を投げ終えベンチでの大谷投手の表情は笑顔がこぼれていました。初回は緊張だったのですかね。
3回
この回は打者3人と対戦し、ワンナウトを取った後に交代となりました。
1人目のケンプに対してはフォアボール。
明らかにおかしいです。と言うのは真っすぐの球威が極端に落ちているのです。この日、2回に最速 159.8キロ を計測した球威はありません。150に満たない真っすぐしか行かないのです。2回の打球を手に当てた事が原因なのか、久しぶりの実戦の疲れなのかは分かりませんが、とにかく真っすぐが行かないのです。
続くスプリンガーには遅いスラーダーをすくい上げられツーランホームラン。
あっけなく2点を先制されてしまいました。この日の被安打は2本ともスプリンガーによるものでした。次のアルトゥーベをセカンドゴロに打ち取り、球数が49球に達した事もあり、ベンチからはソーシア監督が出てきてお役ごめん。
まとめ
結局、試合は 4対2 でアストロズの勝利。大谷投手に負けが付き4勝2敗となりました。
久しぶりに大谷投手の等級をみましたが、「まだまだ」と言うのが一番の印象です。球速こそ160キロ近く出ていたものの、球質がまだまだです。今日のアストロズの先発投手コールなのですが、大谷投手と同じように早い真っすぐと変化球で勝負をするタイプでした。
コール投手は同じ位の球速でバッタバッタと空振りを取るのですが、大谷投手はほぼ空振りがとれません。なぜでしょうか?
スロー映像から確認できるのは、球の回転数の違いです。コール投手はクルクル回る球でバットの上を行く球で空振りを取っていました。それに対し、大谷投手の球は回転が足りなくみえました。
解説の武田さんは、指の掛かりが甘い、と言っていました。投げる際、人差し指と中指で球を回転させるのですが、2本の指が均等に掛からないので回転数が上がらないとの事でした。
これからどんどん調子を上げて行くであろう大谷投手
肘の再発だけには気を付けて欲しいですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。