こんにちは
でこぽんです。
ネリ選手
けしからん!
体重オーバーなんてプロ失格だ!
今回の計量の経緯
2018年3月1日に両国国技館で行われる
山中伸介選手とルイス・ネリ選手の
ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ。
その前日計量が2月28日(水)に行われました。
あろうことか
ネリ選手
体重オーバーによりタイトル剥奪となった。
バカにしてます。
対戦選手の山中選手のコメント
「ふざけるな」
怒りが滲み出ています。
山中選手は1回目の軽量で
53.3㎏、
契約体重の200gマイナスでパスしました。
これに対しネリ選手は
1回目の軽量で55.8㎏で
契約体重からオーバーしていました。
2.3㎏もですよ。
ありえません。
そして2時間後の再計量でも
1.3㎏オーバーで撃沈です。
この2時間で何をして1㎏を落としたのか
定かではありませんが
あまりにお粗末です。
2時間で1㎏落とせるなら
朝からなら2.3㎏は落とせたでしょうに。
もしくは朝には5㎏位オーバーだったのでしょうか?
いずれにしてもお粗末です。
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山中伸介選手とルイス・ネリ選手の因縁
この記事を見る方は
大半、ご存知かと思いますが
山中選手とネリ選手の因縁をおさらいしておきましょう。
それは2017年8月15日に京都で行われた
WBCバンタム級の世界戦での出来事です。
結果は4Rに山中選手陣営がタオルを投入し
山中選手の負けなのですが
この後が問題でした。
ネリ選手に禁止薬物の使用があったのです。
B検体からも陽性反応が出ており
限りなく、というか
完璧に黒です。
その後、
すったもんだがありましたが
結論としては
ネリ選手の禁止薬物の使用は故意とは認められず
WBCから山中選手との再戦を命じられました。
こういう背景があった中での
今回の体重オーバーです。
ネリ選手が勝った場合はどちらがチャンピオンか?
ここで思い出して欲しいのが
2013年12月3日に行われた
亀田大毅選手とリボリオ・ソリス選手との1戦です。
この試合はIBFチャンピオンの亀田大毅選手と
WBAチャンピオンのソリス選手との統一戦で
勝った方が統一チャンピオンになる予定でした。
しかし、ソリス選手がまさかの体重オーバー。。。
この体重オーバーが引き金で
試合結果によってこうなるはずでした。
- 大毅選手が勝った場合 : 大毅選手が統一チャンピオン
- ソリス選手が勝った場合 : IBF、WBAともに王座空位
となる予定でした。
しかしIBFのリンゼイさんの意向で大毅選手は王座を手放す事はありませんでした。
この時点で大毅選手がさっさと王座を返上すればよかったのですが
居座った為に世間からのバッシングを受けました。
今回の山中選手とネリ選手の試合も
このようにもつれなければいいのですが。
今回はこうなっています
- 山中選手が勝った場合 : 山中選手がWBAチャンピオン
- ネリ選手が勝った場合 : 王座空位
- 引き分けの場合 : 王座空位
まとめ
前回のネリ戦で山中選手はこう言ってました。
攻められていたが大丈夫だった。
タオル投入には賛否ありましたが
山中選手的には余力があった中での
タオル投入だったので。。。
・余力が残っていて負けた事
・ネリ選手の禁止薬物での裏切り行為
この思いがあった中での山中選手に廻ってきた再戦だったので
今回の計量の結果はさぞかし悔しいでしょうね。
山中選手のことだから
気持ちを気持ちを切り替えて
ナイスファイトをしてくれるでしょう。