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大阪市営地下鉄が民営化後の名称は「大阪メトロ」に

更新日:

 

こんにちは
でこぽんです。

2018年1月25日
大阪市営地下鉄の民営化後の名称は大阪メトロで決定した。

大阪市営地下鉄とは

大阪市営地下鉄と言えば御堂筋線をよく利用しています。
天王寺から梅田間の主要な駅を網羅しているので
非常に便利です。

お恥ずかしながら去年の春までは現金で切符を買って
乗っていました。

ICOCAを手に入れて使ってみるとこれはもう凄い便利な事。
去年で一番の買い物でした。

この大阪の大動脈とも言うべき大阪市営地下鉄
なぜ民営化されるのか。

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民営化のメリット、デメリット

公営企業である意味合いが薄れてきたからです。
公営企業でのメリットと言えば資金調達のしやすさや
短期的な利益にこだわらなくていい事です。
逆にデメリットとしては公営企業は小回りが利かないので
不都合が発生した時でも迅速なルール改正ができなかったり
柔軟な対応が難いことです。

現在、大阪市営地下鉄は大阪の大動脈的な役割を果たし
ほぼほぼ完成形となっています。
四つ橋線、千日前線、長堀鶴見緑地線、今里筋線と
延伸計画は残っていますが、ほぼほぼ完成形なので
公営企業のメリットである、資金調達のしやすさや
短期的な利益に拘らないスタンスより
公営企業のデメリットである
迅速なルール改正や柔軟な対応の方が
変わりゆく時代からのニーズが大きくなっているのです。

この地下鉄民営化は2006年から議論が開始され
当初の予定では
路線や駅などの施設は大阪市が保有し(上)
運行面に関しては民営の新会社に担わせる(下)となっていました。
しかし、元大阪市長の橋下徹さんが上下分離方式ではなく
上も下も民営化への議論を本格化させ
2016年12月に民営化に向けた基本方針案が成立しました。

その背景には吉村市長がそれまで慎重な態度だった
自民党の提示した条件を受け入れた事により成立しました。
大阪市営地下鉄が民営化される事によってどんな変化が。

民営化でどう変わる

メリットについて考えてみると
運賃の値下げが予想されます。
民間企業という事は営利目的があるので黒字が大前提ですが
現状の大阪市の運営でも黒字なのでこれを維持するのは
そんなに難しい事ではないでしょう。

次もお金の話ですが民営化の際の株主は大阪市です。
いいですか、
株主には株主配当というお金が入ります。

大阪市が運営して儲けてた黒字分は
地下鉄を運営する為にしか使えませんでした。
しかし、民営化された地下鉄会社から入る株主配当は
お金の種類が違い、大阪市の収入に区分されるので
市民生活の為に様々な使い方ができます。

さらに、民営化で商業施設やホテル事業への参入や駅ナカを
楽しい空間にする事だって規制が取っ払われているので
スムーズに事が運ぶようになるでしょう。

逆にデメリットとして考えられるのは
不採算路線の見直しや人員カットです。
例えば今里筋線は最も採算が悪いのですが
運賃の値上げや最悪の場合には廃線なんて事もあるかもしれません。
(無いとは思いますが)

人員カットに関しては、今まで人がやっていた事を
機械に任せるような形になっていくかもしれません。
駅員やサーブススタッフの切り捨てなんかもあるかもしれません。

いずれにしても新名称の
「大阪メトロ」が決定したので
民営化後はスムーズなサービス向上と利便性のアップ。
大阪市民に愛される素晴らしい会社になってほしいものですね。
でこぽん

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