こんにちは
でこぽんです。
張本智和選手(14歳)
2018年の全日本卓球選手権大会での優勝は
記憶に新しいだろう。
なかでも印象深かったのは決勝戦での水谷戦だ。
水谷は全日本選手権で9回の優勝実績をひっさげ
当然、今回もガチで優勝を狙いに来てるはずだ。
そして水谷の敗戦後のコメントは
「張本が出てくる前に沢山優勝しておいて良かった」だ。
はっきり言って、水谷脱帽、張本完勝だ。
張本智和選手とは
張本選手は
2010年の全日本卓球選手権大会(バンビの部)の
優勝を皮切りに毎年、国内外での優勝をかざっている。
世間の注目を浴びだしたのは2017年頃からだが
卓球界ではずいぶん前から
世界王者に育てなければならない選手として
注目を浴びていた。
特に強さが際立ち出したのは2015年だろう。
この年、卓球界では大きなルール変更があった。
ボールの材質が変わったのだ。
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卓球界のルール変更
今まではセルロイドだったのだがプラスチックに変更となった。
これでどんな変化が起こるのか。
今までの戦術が通用しにくくなるのです。
ボールが飛びにくくなりました。
その事で男子は台から下がってでもフォアハンドで
決めるような強引なスタイルが通用していましたが
パワーとテンポの速さを両立させた選手が
勝てるようになってきました。
どういう事かと言うと
台の近くでフォアハンドとバックハンドの両方で
早いボールを打ち抜ける選手が圧倒的に優位になりました。
それを体現出来ているのが
張本選手であり伊藤美誠選手であり平野美宇選手なのです。
それを体現できる背景には張本選手の練習が礎にあります。
張本智和選手の練習の成果
3歳から卓球の練習を始め、最初は基本練習の反復です。
両ハンドの正確なフォームを手に入れる練習を行っていました。
マッスルメモリーと言った言葉はご存知だろうか。
それは、「人は同じ動きを3万回繰り返すと筋肉が動きを覚える」というものだ。
その努力の末に手に入れた、天才的なバックハンド!
その他の技も多彩で非常に正確で
様々な回転のボールが打てるのが彼が勝てる理由です。
世間では「チョレイ」ばかりが先行してますが
きっちりした裏付けがあっての今の活躍なのです。
先輩の水谷選手は2017年ドイツでの卓球世界選手権で
後輩の張本選手に「1回戦で負けるなよ」と
アドバイスをしていました。
ところが蓋を開けてみると2回戦で水谷選手と張本選手はあたり
リオオリンピック銅メダリストの水谷選手を
張本選手は破ってしまったのです。
衝撃的な番狂わせのあとに張本選手は水谷選手に
頭を撫でられていました。
この時はマグレだと思っていましたが
張本選手を深く調べてみるとマグレじゃない事が分かりました。
今後、彼はどこまで行くのでしょうか。
彼の活躍もあり少年マンガでも卓球が題材の物が増えてます。
子供たちに夢を与える選手に大きく羽ばたいてほしいものです。
(まだ彼も子供ですがね)
でこぽん