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阪神メッセンジャーは何故外国人枠から外れるのかを分かり易く解説

更新日:

メッセンジャー

geralt / Pixabay

こんにちは
でこぽんです。

阪神のメッセンジャーが2019年から
日本人扱いになるというニュースが流れています。

なぜ日本人扱いになるのか?
阪神はどのように有利になるのか?
他にも日本人扱いになった外国人は?

等を分かり易く解説します。

こんな方におすすめ

  • 日本人扱いになるルールを知りたい人
  • 他球団に引き抜かれないか心配な人

助っ人外国人が日本人扱いになるには

助っ人外国人が日本人扱いになるには
国内FA権を取得すればいいのです

国内FA権とは以下です
・1シーズンの出場選手登録(1軍登録)が145日以上
・上記を満たすシーズンが8年
※9年で海外FA権も取得できます。

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メッセンジャーの扱いは

阪神のメッセンジャーは2010年から阪神一筋で活躍し
2018年の4月16日に国内FA権を取得しました。

上記で解説したように取得要件は
145日以上のシーズンが8年なのですが
2018年は9年目です。

???

実は2017年シーズンは145日に達しておらず
今年の4月16日までと合算して
国内FA権を取得できたのです。

外国人枠から外れるのは
国内FA権を取得した翌年からなんですね。

2017年シーズンは何故145日に満たなかったかというと
8月10日の巨人戦で阿部選手からの打球を喰らい
右足の腓骨骨折で1軍を離れた為です。

阪神球団としてもメッセンジャーの国内FA権の事は
もちろん知っていたので2018年から日本人扱いする為に
1軍に登録しておく事も可能だったのでしょうが
CS出場が掛かった大事な時期だったので
苦渋の決断だったのでしょうね。

阪神には大きく有利です

2019年シーズンからメッセンジャーが
日本人扱いになるという事は
もう1人外国人が使えるのです。

現在のルールでは外国人4人制となっています。

パターン1:投手1人 + 野手3人
パターン2:投手2人 + 野手2人
パターン3:投手3人 + 野手1人

ここで疑問に思う人が居るかもしれませんが
外国人4人制は1軍登録の話です。

だから支配下(2軍)には何人置いておいておいいのです。

よく金持ち球団が不必要な外国人を2軍で生き殺しにしてますよね。

国内FA権を取得した外国人は他にも居ます

じつはメッセンジャーで9人目なんです。

1、郭泰源(西武/1996年)
2、タフィ・ローズ(巨人/2004年)
3、アレックス・ラミレス(巨人/2008年)
4、アレックス・カブレラ(オリックス/2009年)
5、ブライアン・シコースキー(西武/2010年)
6、許銘傑(西武/2011年)
7、ホセ・フェルナンデス(西武/2011年)
8、ジェイシン・スタンリッジ(ソフトバンク/2017年)
9、ランディー・メッセンジャー(阪神/2018年)

こう見ると巨人と西武が目立ちますよね。

でもこの中で国内FA権取得後の活躍したのは
巨人のラミレスくらいで他の選手は下降線だったかな。

そう考えると阪神のメッセンジャーは
36歳とまぁまぁ歳は行ってますが
まだまだ選手としての余力を感じます。

まとめ

最後に気になるのが
メッセンジャーの今後の去就です。

メッセンジャーは
「よそに行くつもりはサラサラない」
とは言っていますが
ファンとしてはこの言葉を信じるしかないですよね。

というか、信じましょう!

まぁ実際メッセンジャーの本心だと思うし
年俸を引き上げたいなら国内FA権取得のタイミングで
このような発言はしないと思います。

そこは阪神球団との信頼関係なのでしょうね。

今年の阪神の優勝と
来年以降のメッセンジャーの活躍に期待しましょう。

おわり

最後までお読み頂き
ありがとうございました。

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