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永井彰一 (川場田園プラザ)はTDLに学びヨーグルトで赤字から黒字へ

更新日:

こんにちは

でこぽんです

 

「何もない」地域に年間190万人を呼び寄せた男

永井彰一さん

道の駅「川場田園プラザ」を通じ

人口約3300人の群馬県の川場に奇跡を起こしました

 

この記事ではそんな彼の

・永井彰一さんはTDL(東京ディズニーランド)に学んだ

・ヨーグルトが飛ぶように売れる

・2007年の赤字から黒字へ

について紹介します

 

こんな方におすすめ

  • TDLで何を学んだか知りたい人
  • 永井彰一さんの経営術を知りたい人

永井彰一さんはTDL(東京ディズニーランド)に学んだ

出典元:https://www.projectdesign.jp/201903/idea-of-localappear/006107.php

 

全国に1100以上ある道の駅

永井彰一さん率いる川場田園プラザは

1998年に第三セクターとしてオープンしました

 

第三セクターとは

地域開発,都市づくりなどのため,国または地方公共団体と民間企業との共同出資によって設立された事業体。公共的な事業に,民間の資金と能力を導入する民間活力活用の方式の一つである。

出典:ブリタニカ国際大百科事典

 

川場田園プラザは川場村の資金が入っている

第三セクターとしてオープンしたのです

 

第三セクターというと反官半民みたいな感じで

聞こえはいいのですが多くの課題を抱えています

 

簡単に言うと民間企業が求めるような

営利目的の意識が薄いのです

以下が永井彰一さんが代表に就任時の言葉です↓

 

「パイロット事業という逃げ道、薄い危機感、

コスト意識の欠如など、民間企業と行政の悪いところをミックスした感じで、

『いらっしゃいませ』や『ありがとうございました』の

挨拶すらきちんとできない状況でした」

 

要するに行政からお金が入るので

スタッフは会社が儲かろうが儲かるまいが

どうでもいいという意識だったのです

 

毎日定時になるのを待って

仕事をしていたのかもしれませんね

 

ここに永井彰一さんは危機感を抱き

本当のサービスを知ってもらう必要がある

感じたのです

 

「おもてなし」ですね

 

驚いた事に「おもてなし」を学ばせる為に

全スタッフをTDL(東京ディズニーランド)に

視察に連れていったのです

 

例えば

レストランでスープをこぼしたら

TDLのスタッフはどういった対応をするか

 

「本物を知るには本物を見る」

これがスタッフの意識を大きく変え

仕事に対して向上心や やりがい が目覚めたのです

 

これが

永井彰一さんがTDL(東京ディズニーランド)に

学んだ内容です

ヨーグルトが飛ぶように売れる

この川場田園プラザでは

ヨーグルトが飛ぶように売れています

しかも1個2000円近くもするのに!

 

実は高級ヨーグルトが飛ぶように売れるのは

永井彰一さんの思惑通りなのです

 

川場田園プラザを訪れるお客様の

車を注視していると

「県外ナンバーが多い、高級車が多い」

こういった特徴が見えてきました

 

大半の第三セクターは顧客目線ではなく

行政目線なので、例えば道の駅だと

地産地消の自己満足商品を多数並べてしまいます

 

しかし永井彰一さんは、あくまで顧客目線です

経営者として分析したのです

 

川場田園プラザに来る車の分析から

富裕層が多いと感じ取ったのです

そういった富裕層が求める物な何か?

 

永井彰一さん曰く

「道の駅とはどうあるべきか、

どういう道の駅に視察に行くのかと、

よく質問されますが、

道の駅としてのこだわりは一切ありません」

との事

 

要するに固定概念を捨てて

富裕層のお客様を喜ばす方法に

考えをシフトしたのです

 

・ヨーロッパのマルシェ

・デパ地下

・広尾の成城

ここにヒントを求めました

 

その答えが地元の厳選商品を集めた

ギフトショップ「カワバプレミア」です

 

・ニューヨークの高級食材店

「ディーン&デルーカ」と同じ機材を導入

・ブランドカラーはエルメスと同じオレンジ色

・並べる商品は高級ヨーグルト等

 

高級ヨーグルトが飛ぶように売れる理由は

永井彰一さんの緻密な戦略の基

売れるべくして売れたという事なんです

2007年の赤字から黒字へ

今でこそ年間190万人ものお客様を

呼び寄せる川場田園プラザですが

永井彰一さんが代表に就くまでは大変でした

 

1997年にできた道の駅「川場田園プラザ」

2007年には赤字に転落していたのです

 

そうです

永井彰一さんが言うように

「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」

の挨拶すら出来ていなかった時です

 

この危機的な状況の時に

永井彰一さんは村から懇願されて

代表取締役に就いたのです

 

永井彰一さんが最初に取り組んだのは

スタッフの意識改革です

 

その為に行政(お金を出してる川場)に

白紙委任状を要求し行政の声を

シャットアウトしたのです

 

目的は「行政の都合」を排除し

経営者目線での経営をする為です

(自己満足商品を排除する為です)

 

紹介したTDLの件もそうです

ド田舎に高級ヨーグルトを置くのもそうです

 

行政のコンサバ(手堅い)経営から脱却し

チャレンジを続けたのです

 

その結果

就任翌年には赤字を脱却し

客数は62万人から190万人に増やし

高級路線で客単価のアップも図れました

 

簡単な道のりではありませんでした

・自分の持ち場以外は関係ないという風潮の一掃

・2か月に1回の営業会議

・進捗確認、行動計画の徹底

こういった地道な努力で第三セクターの

スタッフの意識改革を図ったのです

 

永井彰一さんは2007年の赤字から

1年で黒字化し、年間190万人もの人が集う

川場田園プラザに再生させました

 

まとめ

永井彰一さんの人となり

伝わったでしょうか

 

・永井彰一さんはTDL(東京ディズニーランド)に学んだ

・ヨーグルトが飛ぶように売れる

・2007年の赤字から黒字へ

 

私は群馬県の川場には行った事はないですが

行った際は必ず道の駅「川場田園プラザ」に

立ち寄ってみます

その時には高級ヨーグルト以外にも

名物と呼ばれる商品が多数増えてるでしょうね

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました

-人物

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